無職中年、冒険の書 2nd

amebaownから移動してきました。

DAY108 南米北上紀行10 サンティアゴ ファイナル

サンティアゴから100km、バスで2時間のところにバルパライソという世界遺産の街があるということは前から知っていました。

 

残り1日で行こうかどうしようか昨夜迷ったのですが、起きて即決、やめました。

 

治安が悪いという話だし・・
往復4時間のバスはしんどいし・・
写真見たらみんなウォールアートでキャッキャしてるけど、パレスチナ隔離壁見ちゃうと子供の遊びにしか見えないし・・

などといろいろ考えますが、何より、行かない理由を並べ始めたらそれはもう行くべきではない、というのが最近の行動原則です。

 

行かない理由が1つでも頭にあるのに、「せっかくだから」という理由で行ってみたところで「ああ、無理しても来てよかった」なんてことはありません。
直感は大事にしないと貴重な時間を失います。

 

よって今日もサンティアゴ

ならば昨日諦めたサン・クリストバルに行こうかと街を抜けるルートをぶらり。

 

すると、今日は土曜日。
何事か音楽が聞こえてきます。
なぜ人はハーメルンの笛吹きの昔から、楽しそうな音楽について行ってしまうのでしょう。

 

行った先では

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なんというか南米カーニバル版のよさこいみたいな感じでコンテストみたいなことしています。
さすが南米、こんな小さいイベントでもハイクオリティ。
観客の子供のステップですらさすが本場。
こうなると本物のカーニバルを見たいですね、いつか。

 

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目を疑った街角ケーキ屋。

 

 

そうこうしていたら夕刻。
サン・クリストバルのフニクラは昨日よりはスムーズ。

10分待って乗り込み、数分で山の上へ。

 

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マリア様が見守っています。

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てっぺんまで上るとこの景色。

夕焼けがアンデス山脈に一瞬映えた光景は来た甲斐あり。

 

世界遺産の街でなくても十分。
いいものを見た1日でした。

 

これでチリは終わり。
何もしていないということをしました。
とても大事なことです。
ダラっと生きていけるのは、緊張しなくていい街だったということです。

サンティアゴは僕の中で平和のカテゴリーです。


さて明日一気にクスコまで行くのですが、この旅最大の不安です。
ギリシャで再発した息苦しさの持病。
平地でこうなのに、高地に行ったらどうなってしまうのでしょう。

マチュピチュ等の予約は全部していますが、無理せず、ダメならベタオリの心構えで進もうと思います。

 

<今日のワンポイント経験値>
ありません。

 

<今日の支出>
・観光 4000p
・服(フリース)4500p
合計 8500p

 

<今日の1曲>
Carnival (Burnin’up the carnival) /
Joe Sample