DAY167 アジアスパイシー紀行21 台北②
さて、昨日の夜。
宿泊している林森北路は日本人向けの歓楽街。
独りぼっちだし飲みに行ってもいいし行かなくてもいいし、と思いながらも、足は過去2回遊びに行ったキャバクラへ。
しかし。
見つからない。
基本方向音痴ではないので間違えてないはず。
グーグル先生を出してみても、通りなど間違えていない。
しかし見覚えのある場所に立っても、看板がない。
調べてみると、どうやら警察との癒着で摘発食らってつぶれたらしい。
いい店だったのになあ。
人が恋に落ちる瞬間を見せてくれた店だったのになあ。
(香港で登場したYくんがこの店の嬢に)
4年前に来たときに清純派だった嬢が、その2年後にはケバくなっている悲しみも味わったなあ。(同じ子)
あの子とYくんはもう2度と会えないんだなあ。
ということで一切遊ばずの3日間にします。
だもんで健全に起きてなお特にやることのない、今日は日曜日。
旅も終盤、荷物が増えてもさほどダメージはないので、OLさんのごとくグルメ&買い物へ。
昼食。
今日は鼎泰豊へ。
結論。
やっぱりさすが世界の鼎泰豊です。
コクはあるけど年を取ってもおいしくいただける軽さ。
&5個ずつ頼めるという気遣い。
すげえなあ、と改めて感心しきりです。
お買い物。
と言っても特にブランドなどに興味もないし、パイナップルケーキも飽きました。
それよりも今後の商売に必要な本など欲しいなと思いここへ。
中山駅地下、誠品R79地下書街。
雑貨もあるし、大規模なTSUTAYAみたいなものでしょうか。
地下街に沿ってずーっと長く店が続いています。
言葉がわからなくてもやっぱり本屋は楽しいです。
レイアウトに使えそうな本を2冊購入。
外へ出たら、人気若手女優のトークショー。
名前忘れちゃったけど、綺麗でした。
でもプレステージのあの子のほうが可愛かったな、という想い出補正。
これだけの日中。
夜になり、まだ行ったことのない夜市に行こうと、地下鉄で饒河街夜市へ。
さてご飯、の前に、夜市の入り口にある松山慈祐宮へ。
地元の人たちがひっきりなしにおみくじをひいています。
僕もこれからの人生を占いたいなと、しばし観察。
日本人を連れたガイドの話、ネットの情報、そして僕の前でやってるおじさんの手法を総合すると、こういうことのようです。
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【今日のワンポイント経験値】
<台湾の道教寺院でのおみくじのひき方>
(寺院により差があるかもしれないのでそこはご勘弁を)
1、 まずはお参りしましょう。受付的な場所に行くと線香をくれます。
2、 三日月型をした赤い木片を2つ手に取ります。平面とラウンド面でできています。これが同じ面で揃うと神様の「yes」、互い違いだと「no」となります。
3、 自分の住所と名前、そしてお伺いを立てたいことについておみくじを引いていいか聞いて木片を振ります。
Yesが出たら引いてよし、noならば今日はダメ、ということみたいです。
しかしみんな何回かチャレンジしていました。
お伺いしなおしてみるか、内容を変えるかするようです。
4、 yesが出たらおみくじ(番号、漢字2文字の書いてある勺)を引きます。
5、 ここでもう1回赤い木片を振ります。
6、 Noが出たら再度おみくじを引き直します。Yesが出るまで繰り返し。
7、 Yesが出たら、その勺に書いてある番号があなたの番号です。
8、 寺院内に、番号の書いてある小さい書棚のような引き出しがあります。
自分の番号の書いてある引き出しからおみくじを取ってください。
9、 書棚のところに、解読書があります。そこに、あなたの番号のおみくじの詳細が書いてあります。もちろん漢字ですので、写真を撮ってホテルのスタッフさんなどに聞いてみるといいでしょう。
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夜市は有名な士林ほどには大きくないけれど、雨の中なかなかのにぎわい。
入口にある有名な胡椒餅屋台
これは珍しい、蒸したての飲茶屋台。
顔のムダ毛抜き屋台
鳥占い
間違いだらけのたこ焼
それにしてもやはり老いたものです、2~3品食べたらもうお腹いっぱい。
見た目は老いても諦めがつくけれど、胃腸は元気でいたいなあ、と寂しくなりながら帰還。
今日も飲みには行かず、外からうっすら聞こえる喧騒を耳にしつつ健全に寝ます。
【今日の支出】
・食費 815NTD
・宿泊 1500NTD
・交通費チャージ 100NTD
・本 1333NTD
合計 3748NTD
【今日の1曲】
春雷 / 米津玄師