DAY162 アジアスパイシー紀行16 高雄② 疲れる観光地シリーズ
ホステルの場所は、すぐ近くにそごうと三越が立ち並ぶショッピング街。
2つの夜市も近くていいのですが、昼間、ショッピングに興味がなければ他に何もありません。
観光スポットをいくつか調べたらこれまた悲しいぐらいに密度低く点在しています。
なので今日は比較的近くにあって、日本人のあまり行かなさそうな変な所へ行くことにします。
それは「蓮池譚&佛光山」。
<蓮池譚>
駅からクソ暑い中30分歩いて向かいました。
なんで俺こんな辛い思いしてこんなもん・・・とも一瞬思いますが、朦朧となった頭にはちょうど良く天国に映ります。
ですが、いくつも立て続けに極彩色を見るとさすがにお腹いっぱい。
途中、風変わりなガチャガチャがあったのでやってみます。
鶏が生んだ金の卵を開けると
この5つからいずれかの開運グッズが出てくるらしいのですが
どれでもない何かが。
ちゃんとしろよと小一時間問い詰めたい。
で、これはいったい何だったんだ。
そんなこんなでダメージは大きく、HPはもうだいぶ減っています。
なので最寄りの駅に連結していた台湾新幹線の駅を眺めながらアイスをいただきます。
やれ復活した、と思いきや、目の前をこの次の目的地の佛光山への特急バスが通り過ぎていきます。
しまった!1時間に1本しかないのに・・・。
せっかく戻ったHPがまた削られます。
調べたら時間はかかるけれども各停で向かうバスが出ているようなので、それを待ち乗り込みます。
バスはバイパスに乗り、結構な距離を走ります。
どこまで行くんだろう、と思ていると山の中のアウトレットモールの前で止まり、「ここまでだ」と。
「いや、佛光山行きたいんだけど」
「このバスはここまでだが?」
どうやら同じ路線番号の、特別版じゃないと目的地には行かないようです。
めんどくせええええ、もう帰ろうかな、と心は折れかけています。
でもこれで帰ったらここまでの労力がただの無駄なので30分後の特別版を待ちます。
こんなんだったら最初っから1時間後のバスを待ってればよかった。新幹線眺めながら。
まあいろいろありましてようやくたどり着きました。
仏教のテーマパークという感じでしょうか。
ガイドブックにはあまり載っていないらしいのですが、でしょうね、です。
夢に出てきそうな仏のオンパレード
巨大な仏に向かうコンコース
間近で見ると大迫力
紀念館ではブッダの一生の展示もあるよ
なんだかんだで時間を食ったせいで、夜のライトアップも見れたからokでしょう。
と、タイよりはこっちのほうがあっさりめで見やすい仏様たち。
真っ暗な道を帰りのバスに揺られながら、「で、何をしたかったんだ僕は」と自問自答せざるを得ない一日でした。
晩御飯は昨夜とは違う夜市へ。
台湾はやっぱり日が暮れてからのほうが楽しいわね、と思いながら台南地区はおしまい。
明日からは・・・とある島です。
【今日のワンポイント経験値】
それでも佛光山に行きたいという変わり者のあなた。
行き方です。
出発地点:地下鉄(台鉄)新左営駅
バス停 2(直行特急バス) 3(路線バス)
バス番号 直行便:E02哈佛快線
路線:8501延←この「延」がついていないと途中で降ろされます
どちらのバスに乗っても終点まで乗っていて大丈夫です。
佛光山(寺院)と、佛陀紀念館の2つのバス停がありますのでこれは行きたいほうで降りてください。
双方広いですが、歩いて10分くらいで移動できます。
【今日の支出】
・食費 400NTD
・宿泊 900NTD
・交通費チャージ 300NTD
・観光(寄付)10NTD
合計 1610NTD
【今日の1曲】
蝶々結び / Aimer