無職中年、冒険の書 2nd

amebaownから移動してきました。

DAY166 アジアスパイシー紀行20 台北① 最後の目的地

空港までのバスの時間に合わせ、早朝に出発。
宿を出るとき、朝ご飯だと女主人がおにぎりとあつあつの豆乳をくれる。


何だろうこのおにぎり、中にカリカリしたものが入っていて美味しい。
とにかくおいしい。


たぶんこのお宿の気遣いがなかったら、ポンフーのことをギリギリ嫌いだったろうな。

 

この優しさがあったから、不思議と嫌いにならなかったんだろうな、と、改めて空港から振り返ってしまうそんな街ポンフー。


また来る気はするけれど、その時は絶対夏に。

 


飛行機に乗ってたった45分で台北着。
しかも国内線だから街中の松山空港

 

台北はもう4回目、しかもこの林森北路界隈泊りは3回目。
特に目新しくもないので、ホテルに着くなり洗濯などしてチェックインを待つ。


洗濯が終わったらちょうどお昼どき。
前回、個人的小籠包部門で鼎泰豊より上判定をした京鼎楼へ。

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大好物の烏龍小籠包と蟹味噌小籠包をいただく。


の、だが。

 

重い。


1人20個はやっぱり多かったかな、でも量より脂っ気のほうがずしんと胃にきます。


前回来た時から2年。
老いは確実に僕の胃腸さえも蝕んでいるのかしら。

 

恋と一緒で、過去の記憶はより美しいものとして残ってしまうのだろうか。

あれだけ想い続けた小籠包さんをこんな風に感じてしまうなんて・・・と、脂っこいゲップとともに僕の中の熟年回顧厨が顔を出します。

 

明日鼎泰豊に行って、再判定してみるとしましょう。


それにしても台北は時折雨の降るぐずついた天気。
天気予報を見るに、滞在の3日間全て同じようです。

だったら今、まだ昼過ぎだし勢いのあるうちに行きたかったところに行ってみようと始動。

 


台北駅から台湾鉄道に乗り、瑞芳という駅へ。
有名な九份に行く人が降りるのを横目に、平渓線というローカル電車へ。
電車を乗りついで向かった先は・・

 

猫村
候シという駅です(漢字出ない)
猫がたくさんいますよと村おこししています。

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雨が本降りになってきたので、残念ながら猫は外を歩いてはいないでしょう。

 

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でも猫もわかってくれているのか、あちこちでお出迎え。

駅構内やお土産屋さん周辺にいました。


ここの電車はちょうど1時間に1本。
猫を愛でるのに2時間はちょっと多すぎなので、1時間きっちり愛でてから次へ向かいます。


② 十份
ランタン上げで有名なところです。
ランタンが一斉に飛び立つ写真は有名ですが、あれはランタンフェスティバルというお祭りのときだけのもので、普段は観光客がバラバラっと上げています。

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線路の中を歩き、線路で上げます。


なお、ランタンの紙の色には8種類ほどの意味があり、主なものでは赤が家庭運、黄色が金運とのこと。

 

ランタンを観察すると、欧米人は赤比率高し。
そして日本人の黄色率バリ高です。
幸か不幸か日本語は読めてしまうので目に入ってくるのは「お金持ちになりたい」「お金が欲しい」のオンパレードです。

 

うん、本当に金持ちになる奴はこんなところで呑気にランタン上げてる暇あったら仕事してるからね、と夢のないことを思いながら、儚い成金希望の夢たちが空へあがっていくのを眺めています。


ぼちぼちと陽もくれてきてからがランタン上げの本領です。

深い青に染まった空に、輝くランタンが連なって上っていきます。

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これも見たかった光景の一つ。


それにしても寒い、そして腹が痛い。
ロマンチックなどというものは、この現実の前に太刀打ちできるものではありません。


そしてトイレが駅前以外全然ない。

線路わきには屋台もたくさん並んでいますが、大惨事になる前に大事を取って帰るとします。

 


それにしても、行きかう人々の中で日本語があちこちにあふれていますが、今日は土曜日でした。
たくさんの人たちが週末トリップを楽しんでいることでしょう。

 


前回の旅はハワイで日本へのリハビリをしてから帰国しました。
今回も旅の期間は長くなかったですが、ちょっとリハビリしてから帰ることとしましょう。

 

だからというわけではありませんがホテル近隣の日本人向け飲み屋街に行こうかどうするか。

 

端的に言えば、「キャバクラ行こうかな」。


悩んでいるうちに夜は更けていきました。

 

【今日の支出】
・食費 993NTD
・宿泊 2440NTD
・バス 19NTD
・電車チャージ 100NTD
・土産 320NTD
合計 3872NTD

 

【今日の1曲】
Stand by You / SKE48