無職中年、冒険の書 2nd

amebaownから移動してきました。

DAY99 南米北上紀行① チリ① サンティアゴ到着編

日本を発ったとき以来、久しぶりのロングフライト。
以前はあれもこれもと準備したぱんぱんのバッグを持ち込んでいたものですが、ようやく旅慣れた今は、携帯とバッテリーと水さえあればというくらいの軽装ができるようになりました。

 

さてマドリードから13時間。
乗客約250人中日本人どころかアジア人自体が僕だけ。
そんな路線に乗って行き着いた先はというと。

 

南米、チリ。
首都サンティアゴです。

南米というか南半球が初めてです。

 

ここまでの3ヶ月の経験なくしていきなり南米行だったら、恐らくすでに戦々恐々としていたことでしょう。
今は大丈夫、同じ人間が住んでいる限り世界はまあまあ一緒です。

 

南米というとどんなイメージでしょうか。
・暑い
・田舎、途上国
・危険
失礼ながらこんな感じでしょうか?

 

実際は

・季節と気温
南半球ですから日本とは真逆の季節です。

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(街中でやっていたのはウィンターセール)

 

今、朝7時、気温5度。
昨日との気温差25度です、気をつけないと一発で体調くずします。

 

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なお飛行機の窓やサンティアゴ市内から見えたアンデス山脈はすっかり雪山です。

 

 

・国の発展
今のところサンティアゴだけなのでなんとも言えませんが、ビルの立ち並ぶ都会です。

 

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ホステルのある「イタリア通り」においては、その名のとおりのイタリアンレストランやオシャレカフェ、小さな個人デザインのアパレルショップ、木工のショップなどが立ち並ぶ、裏原という感じの小粋な街です。(いやおじさん裏原を知らんけど)

 

 

・危険?
サンティアゴが特にそうなのかわかりませんが、街を歩いても地下鉄に乗ってもヤバい感じはありません。パリのほうがよっぽど危険。
もちろんスリなどには気をつけなければいけませんが。

人は世話焼きというか親切な人が多いです。
(携帯屋などで体感)

というわけでイスラエルの時もそうでしたが、僕たちは一部の情報により恐れすぎています。
普通に普通の人たちが暮らしていますよ。


そんなサンティアゴを中継地点にしながら、10日ほどのんびりしたいと思います。

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<今日のワンポイント経験値>
あまりここまで来る人もいないからか情報も欧米より少ないのでいくつか残します。

 

【空港から市内への移動】
・バス、ミニバスという乗合?タクシー、の3種だそうです。
・ミニバスについては確認できず。
・タクシーは出口を出たら運転手が群がってきます。ぼったくりも多いようです。
到着ゲート(2段階)の2段階目を出る前に、バスとタクシーのカウンターがあるのでそこで統一価格をちゃんと守るドライバーを紹介してもらう方がいいのではないでしょうか。
・バスは空港の外に出るとあります。
緑色のバスは発車レーンの横にチケットカウンターあり。これで2箇所地下鉄駅に止まるので、そこからは地下鉄で移動できます。
空港から2つ目の停留所がpajaritosという大きな地下鉄の駅です。

この先の駅にも行くのですが、ここを基準にするとわかりやすいでしょう。

 

【地下鉄の切符】
・bip!という、パスモにようなカードが必要です。チャージしておけばバスも地下鉄も乗れます。10回分チャージで10、000ペソでした。そのうち1500ペソがデポジットのようです。
・カウンターがあるので、そこで「カードくれ、◯回分入れてくれ」と身振りで言えば伝わるかと。

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※なお各所、英語が伝わらないことの方が多いです

 

【携帯sim事情】
・チリ国外で購入された携帯は政府に登録しないと使えないという情報あり。

新しい情報のないまま飛び込んだ結果は以下です。

 

顛末1
・空港にある、携帯備品何でも屋みたいなカウンターに行くと以下。
―4GBで20000ペソ
―登録は不要、入れるだけで
―携帯会社は大手、entel
→アクティベートしてもらったもののネットにつながらず返品

顛末2
・市街に出てもう1つの大手、Claroのショップへ。
―7GB30日、南中北米17カ国で使えて10000ペソ、チャージ可能
(4GB15日5000ペソなどいくつかプランあり)
simカード代として別途1000ペソ必要
―政府への登録が必要(お姉さんがやってくれる)、登録には携帯のシリアル、パスポート、メールアドレスが必要。登録後6〜24時間でしようできるようになる
→翌日、登録完了という意味合いのメールが来たが使用できず。
再度店に行くもアクティベートは問題なし。
appleに回され、APN変更を要するだけだったので1分で解決、使用可能に

 

顛末1においてつながらなかったのは、APNの問題だったと考えることができます。
では、なぜ登録が不要なのか?登録しないで使い続けることができるのか?という点については不明です。
しかし同様の施策をとっているトルコにおいて、登録を促すメールが来たけど無視して使っていたら5日後に携帯がロックされたという話を聞きました。


なので、長期間安心して使うのであればちゃんと市街に出て大手ショップへ行った方がいいと思います。
しかもそのほうが安いですし。

 

<今日の支出>
(1チリペソ=0.17円。100ペソ17円が計算しやすい。表記は$みたいなのでドルと区別するためここではpと表記します)
・食費 6600p
・宿泊 10500p
・電車 10000p
・バス 1800p
・携帯 11000p
合計 39900p

 

<今日の1曲>
ハルの言う通り / indigo la End