無職中年、冒険の書 2nd

amebaownから移動してきました。

行ってわかった!旅のヒント② 旅で使えるアプリ一覧 その1

帰国して家に落ち着くかと思いきや、尻がなかなか収まらず旅の間発刊された漫画60冊と本4冊を4日で読み終えて西日本にふらふら来ています。

どうしよう社会復帰できる気がしません。

 

さておき、旅のヒントのまとめを続けます。

誰かの役に立てたらいいなと思います。

 

ーーー

 

海外旅行に重たいガイドブックを持っていくのは大変、スマホ1つで旅をしよう、という時代に、今やすっかりなっていると思います。ましてや1都市から1カ国ならばともかく複数の国を渡り歩くとなればなおのことです。

 

僕は中年らしく、若い子たちのようにバリバリにモバイルを使いこなしていたわけではありませんが、そんな僕でも使えたよ、イコール、誰でも使えて役に立つよ、というアプリたちを振り返ってみます。

 

題して
「おじさんでも簡単にできた!旅で使えるアプリ一覧」。
量があるので2部に分けてお送りします。

 

 

<地図アプリ>
【maps.me】

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全世界対応、これはド定番です。
グーグルマップと併用すると良いでしょう。

 

メリット:
・ネット圏外でもGPSで現在地がわかる
・任意の地区を事前ダウンロードしておくと、詳細な地図がいつでも使える

 

デメリット:
・事前ダウンロードが必要なので、ダウンロードしていない地域の地図は見れない
googleに比べ、飲食店の詳細情報が少ない(評価、メニュー等)

 

結論:

→現地simを使わない場合や、wifi環境が怪しい場所に行く場合は必須

グーグルマップもネット圏外下では動作しないと言われながら、たまに動作はしていました。
推測ですが、「現地simを入れていて電波が圏外の場合は動作するが、そもそもsimが使用不可のものである場合は動作しない」なのではないかと見受けられます。
(もちろんwifi下ではどの場合も動作します)

 

いずれにしても海外では必ず電波が使える状況ではないと思いますのでmaps.meを入れ、訪問する地域の地図をダウンロードしておきましょう。

 

<宿泊先探しアプリ>
【Booking.com】

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もはや定番アプリなのかもしれませんが、10年以上もの間、出張の全てを楽天トラベルでまかなっていた僕にとっては初めて使うアプリでした。

 

宿泊施設の数、種類(高級ホテルからホステルまで網羅)のことを考えると、Booking.comを軸にしておけば間違いないと思います。

 

しかしいくつかの条件下ではBooking.comだけではまかなえない場合があります。
そうした際に使えるサブ的なアプリは以下。

 

【Hotels.com】

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以下の際に使用しました。


キューバの宿泊先
Booking.comでもキューバの宿泊先の検索はできます。
が、最後の予約決定の際に、アメリカにおけるキューバ渡航制限項目のいずれに準拠する訪問かを登録しなければいけません。

 

キューバ渡航制限とは、せっかくオバマさんが緩和したアメリカとキューバの関係をトランプがぶち壊したもので、家族の訪問、宗教活動、人道的プロジェクト、など12の項目があり、それのいずれかに当てはまる目的でなければ行き来させませんよ、というものです。

 

で、その12項目から何らかの訪問理由を選んで予約を進めようとするのですが、どれを選んでも予約が先に進みません。
理由は不明です。

 

Hotels.comだと、この渡航理由の入力が不要なのですんなり予約ができます。

 

ジャクソンホールのモーテル

ジャクソンホールでは、宿泊施設がホテルでもホステルでもなく、モーテルが主です。


Booking.comはモーテルをカバーしていないようで、ジャクソンホールの宿が検索しても出てきませんでした。

Hotels.comはモーテルをカバーしていたのでジャクソンホールの宿を発見。
こういうアメリカの片田舎では役に立ちます。

 

 

じゃあHotels.comをメインにしたらいいのではないか?
→それでもよかったと思います。宿泊ポイントの特典も付いていますし。
そうしなかったのは、ホステルのカバー数が少ないのと、個人的に使い勝手がBooking.comのほうが直感的で良いと感じたからというだけです。

ホテル生活ならばHotels.comがメインでもいいと思います。

 

Trivagoでまとめて見ればよかったのでは?
→それでもいいと思います。僕は、Trivagoの検索結果はほとんどがBooking.comに行き着くので、ポータルの一手間をなくしてBooking.comをメインにしたというだけです。

 

【HostelWorld】

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安宿ドミトリー派の方用。
ホステルだけの検索ができます。
しかし使い勝手は悪いし、世界各都市のカバー率は低いです。

 

が、大都市のホステルだけはなぜか充実。
Booking.comでもHotels.comでも高いホテルしか見つからないときに見てみると、ふと安い宿があったりします。

 

僕はパリでだけ使用しました。
まあ、その宿がまたダメダメな宿だったので二度と使わなくなったというオチなのですが。

 

Airbnb

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今や旅行者の必須アイテムになっているので今更説明も不要かと思いますが、民泊のアプリです。

僕は主にアメリカで使用しました。


アメリカは各都市(特に都会)、ホテルの相場が軒並み高い
→もちろん民泊の相場も高めですが、ホテルの相場よりは7掛け程度で泊まれます

 

・ヨーロッパに比べホステルのクオリティが低く数も少ない
→カルチャーの問題でしょうか、ヨーロッパのホステルは安くてもクオリティが安定していましたし施設数も多かったのですが、アメリカは「若さと勢いがなかったら複数泊は厳しいな」と思われるクオリティで、かつ少数しかないという都市が多かったです。

 

上記によりアメリカでは民泊が最も有効という判断をしました。
もちろん相場料金を出して問題ないという方はホテルのほうが快適さはケタ違いです。

 

他人の家に泊まるということに全く抵抗がない人ならいいのですが、日本人は特にマナーの鎖に縛られていますので民泊が続くとしんどい、という方も多いと思います。
なのでうまく使い分けるといいですね。

 

 

<飛行機予約アプリ>
【Expedia】

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航空券、ホテル、現地ツアーの総合ポータルアプリです。
そういえばこれでホテルを取ったことはないですけどどうなのでしょうかね。

 

このアプリでは、世界一周券で取れなかったり、追加で訪問予定を組んだ都市間の移動分の飛行機のチケットを取っていました。


ヨーロッパなどはとにかくLCCが多いですが、このアプリはメジャーからLCCまでを網羅してくれているので価格と時間帯を一発比較できて重宝します。

メジャー航空会社については、日本の会社で見たところその会社のHPで直接取るのと価格は変わりません(ポータルだから当然ですが)。
よって、特定の航空会社の使用を決めている方には不要と言えます。


また、LCCは自社HP限定で一瞬のセールなどを行っておりますので、価格にこだわる場合は「Expediaで各社競合の検討をした後、選抜された会社のHPと価格検討をする」ということも時間があればありです。

 

でもExpediaだとユーザー登録を1回しておけばどの航空会社を選んでも一発で申し込みから支払いまでできますので、僕はExpediaだけで全てを済ませていました。

 

【skyticket】

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Expediaと仕組みは一緒、ポータルです。
(さらにレンタカーやwifiの予約もできるようになっています)

 

Expediaとの便数及び価格比較用にサブで入れて数回見てみましたが、結果は変わりませんでした。
使い勝手の好みは人それぞれですので、どちらかが入っていればいいのではないかと思います。

 

【Trip.com】

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これも上に同じです。
こちらは列車の予約もできるのが特徴です。

 

このアプリは、カンクンキューバ便でだけ使いました。
なぜかこの区間だけExpediaでは出てこなかったので。
あとは一緒です。
なのでキューバに行こうという方はご使用ください。

 

 

<配車アプリ>
Uber

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海外に出てからインストールして使っていたので、日本に帰ってきて、日本での使えなさ(だいたいのエリアで利用不可になる)にむしろ驚いています。


海外、特にNYなどの大都市を除くアメリカで驚いたのは、空港にすらタクシーがいないことです。
なんだか先日どこかの国でタクシーの運転手がデモを起こしたというニュースがありましたが、UberLyftといった配車アプリに完全に客を取られたことが原因と聞きました。
まあそうだろうな、と納得するレベルで配信アプリと兼業ドライバーが浸透し、ユーザーも当たり前のように使っています。

 

僕も最初おっかなびっくりだったのですが、タクシーとの違いを列記すると


・運転手は素人(とはいえ優良ドライバーになると本職なみに回数をこなしていますが)
・アプリで自分の現在地と目的地を登録すると、近くにいる登録車で対応可能な車がつかまり、迎えに来る
→意外とたくさんいるので、つかまらない不安はあまりないです
・目的地を登録するとアプリ上に料金があらかじめ出るので交渉をする必要がない
・決済はアプリに登録したカードで行われるので、その場での現金などのやりとりがない
・運転手評価システムなので、態度の悪いドライバーは淘汰される

 

といったもので、我々が海外タクシーに対して不安や懸念を抱えている部分がうまく解消されています。


もちろん現地の人にしたって同じでしょうから、そりゃ淘汰されて然るべきなのでしょう。

日本はタクシー会社保護の規制か何かで使用できないのかな?
無職の間ドライバーやって稼ごうと思っていたのに残念です。

 

なお、配車アプリはGoogle Mapと組み合わせると便利です。


・目的地をタップ
・目的地名が出て、その下に「経路」のボタン
・それを押すと、使用交通手段と目安の時間が出ます。
 左から並びで「自家用車」「電車&バス」「徒歩」「配車」
・「配車」を押すと、地図に車のマークが動きながら現れます。これは、近隣でアプリ対応しているドライバーの車をリアルタイム表示しています。
・さらに地図の下に以下の情報が出ます
 -その地域で対応しているアプリ名(UberLyft、複数も)
 -車の大きさの種類とだいたいの値段
 -「アプリを開く」ボタン

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(日本ではJapanTaxiなるアプリが対応しています)


ここからアプリに入ると、いくつかの経路や交通手段を検討したうえで選択でき、さらにアプリ上で目的地指定をし直さなくて済むので個人的にはこの流れが一番使いやすかったです。

 

Lyft】&【Cabify】

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この2つも同じく配車アプリです。
基本的にUberが入っていれば問題はないと思います。
予備的に入れるならLyftでしょうか。


以上が第一部、必要度の高いカテゴリのものを列記してみました。
本当につくづく便利になったものです。
その代わり、スマホをなくしたり壊したりしないよう細心の注意は払わなくてはなりませんが。

それでは皆様、手軽で良い旅をお過ごしください。