DAY136 ラストヴァース11 ジャクソンホール① 人生いちの星空は
10:00→22:00。
メンフィス→ダラス→ジャクソンホール、実に12時間の飛行機&空港待機。
朝メンフィスのUBERの運転手さんに「今からワイオミング行くんだ」と言ったら物凄いリアクションで「マジで?そんなとこ行くの?凄くね??」と言われるくらいには長旅です。
数日前にバックパックを破壊と紛失してくれたメンフィス/ダラス便は今回はつつがなく。
DIYで直したバックパックもなんとかなりそうです。
今日はこのまま何もなく行けるかなー、と思って乗り込んだダラス/ジャクソンホール便。
乗客全員乗り込んでもウィンウィンウィンウィン、フラップの動作チェック音が響いています。
しばし後、「機材トラブルだから別の飛行機に移動、よろしく」的なアナウンス。
やはり一筋縄ではいきません。
まあ、飛んでからどうこうよりは全然いいんですけれど。
約1時間遅れで到着したジャクソンホール空港は、なんともひなびた、アメリカとは思えぬ小さな空港。
アメリカ人はポケモン人口多し。
荷物待ちの間、ジムから敵を追っ払って南スペインで捕まえたトロピウム(南スペイン&アフリカ限定ポケモン)を配置。
すると隣で僕に背を向けてポケモンしていたおっさんがジムを見たらしく「オウフ、アメイジング・・・」と呟くもんだから笑いをこらえるのが大変です。
さて荷物を受け取って外へでるといい具合で何もありません。
UBERで車を呼び、走り始めて数分。
あることに気づきました。
街灯が一個もありません。
こんな光景、秋田の阿仁マタギ駅近くの山の中の道路以来。
しかもこれ、空港出てすぐの道だから驚き。
さすがアメリカ中西部の田舎だねえ、と思いながらふと上を見るとそこには。
頭上360度、満天の星空。
スマホでは写真を撮ってもうまく写らないのが悔やまれますが、もうスマホなんか放って窓を開けてヒャッハーです。
イースター島も星が綺麗でしたが、残念ながら比べ物になりません。
比類なき、というやつです。
変な話ですがプラネタリウムよりもはっきりとたくさんの星が見えています。
この旅の、いや、おそらくこの45年の人生におけるベスト星空だと思います。
これ見るためだけにここまで来る価値はあるのではないかな、と、これからの方々にお伝えしておきます。
<今日のワンポイント経験値>
そうそう何しに来たかというと、イエローストーン国立公園を見に来ました。
現地ツアー含め、ツアーはソルトレーク起点かジャクソンホール起点。ソルトレークのほうが多いかもしれません。
ティトンとか他の国立公園含め大自然を満喫するならジャクソンホール。
ただ、宿泊施設は申し合わせたように1泊200ドル以上なので、選択肢が欲しいならソルトレーク、だと思います。
僕はこの星空が見れたのでこの選択に一片の悔いなしです。
<今日の支出>
・食費 20ドル
・宿泊 216ドル
・飛行機追加分 124ドル
(ダラス/メンフィス間世界一周券には含まれず)
・UBER 50ドル
追加 410ドル
<今日の1曲>
シアワセ林檎 / ゲスの極み乙女。