DAY131 ラストヴァース⑥ ニューヨーク⑥ 徒労と怒り
今日を一言で表すと「徒労」。
そんな1日でした。
ニューヨークパスの最終使用日だから大事にしたかったのにね。
昨夜民泊ホストのおばちゃんに「自由の女神は見た?」と聞かれ、そういえばすっかり忘れていたなと。
なので予定は
・市内循環観光バスに乗って、観光しながら移動
・フェリーに乗って自由の女神観光
・まだ行っていない地域を循環観光バスで流して
・軽く服でも買おうかな
とまあこんな感じでした。
徒労① 循環観光バス
てっきり1社かと思っていたら複数社あるのですね。お陰でチケットの引き換えでたらい回しにされて歩き回って30分以上ロス。
いざ乗って走り始めると今度はとにかく遅い&2階建てバスの2階がいっぱいで1階に乗るも風がまったく通らないし窓は開けられないしで脱水症状起こしかける。
なお一度降りて次のバスを待つも本数が少ないのかまあこれが来ない。
「BIG BUS」が今回の会社です。
「City Sightseeing Bus」の会社のほうはたくさんバスを見かけたので、そちらのほうが観光もスムーズなはずです。
パスで無料だからいいけれど、普通に買えば60ドルです。
金出してこれだったら暴れるところでした。
なお「City Sightseeing Bus」の方が料金も安いです。
徒労② 自由の女神
で、結局地下鉄だったら30分で済んだ移動に費やした時間は90分。
バカみたいです。
ようやくたどり着いた自由の女神、今度はチケット売り場が大混雑です。
1時間強待って結果どうだったかというと、ストか何か知りませんが今日はフェリーがストップしていると。(テレビ局も多数来ていたので何かあったようです)
明日の分のチケットを引き換えて退散。
徒労③ カーネギーホール
時間があるのでじゃあってんで、次の候補のカーネギーホール見学ツアーへ。
時間ギリギリで到着したら人っ子ひとりおらず。
張り紙を見ると「9月いっぱいまで見学ツアーはやっていません」ですって。
徒労④ 買い物
実名で書きます。
USPOROのタイムズスクエアの店に行きました。
セールで安くなっている(3着65ドル)ので欲しいなと。
僕は普通に選んでいただけです。
パネル写真で候補の色を見つけ、「実物見せて」って言っただけ。
黒人の姉ちゃんがものすごい面倒そうに小馬鹿にした対応をしてきたので頭にきて即出て行きました。
先ほど中国人観光客がああでもないこうでもないと姉ちゃんを振り回していたのは横目で見ていました。
だから一緒にされてこういう対応をされたのかもしれませんね。
だけどそれなら僕が、ニューヨークで黒人にひどい対応を取られたから、今後日本に来た黒人にはおしなべてひどい対応を返したいと思います、と言ったらどうなるでしょうか。
この姉ちゃんがやったのはそういうことです。
というか、ちょっと差別的なこと言われたらレイシストだなんだ言うくせに自分は平然と差別しても許されると思っているのでしょうか。
これ以上書くとトランプみたいになるのでやめますが、バカじゃねえのこの国、と、本気で思っています。
まあ確実に言えるのは今後二度とUSPOROは買わない。以上。
どうにも収まりがつかないのでメトロポリタン博物館にもう1回行ってドガ見て心落ち着けましたけれどもね。
というわけで今日1日、ニューヨークに心からムカ入ったので、最低限の必要経費以外今後これ以上ニューヨークには金を使わないことを決定しました。
お土産も不要。もったいない。
<今日のワンポイント経験値>
怒りついでにこの数日の話をいくつか。
おまけ① チップのはなし
日本にはないチップの習慣ですが、アメリカにおいては必要だということは100も承知で書きます。文化に噛み付いているのではありません。
日本人経営らしいラーメン屋に行きました。
店員も全員日本人です。
接客はというと、1人がただ黙ってラーメン持ってきただけ、それきりです。
それ以外のスタッフ、おばはんと若いのはずっと日本語でくっちゃべっています。
日本で言うならすき家と同じようなものです。
すき家のほうがワンオペだから大声の私語が聞こえないだけマシです。
つまりファストフードだとこちらは思ったわけです。
なお、味も推して知るべしです。
一応補足すると、ファストフードはチップを払う義務はなく、サービスが気に入ったら払えばいい、というのが決まりというか不文律ですね。
で、会計の時。
おつりが1ドルくらいだったので、じゃあもうこれチップにするわと言って出て行こうとすると止められてこう言われました。
『いや、チップは“税金以上もらわないといけないので”足りません』
は?
君らチップ貰えるようなこと何かした?
チップ払うような他の店は、最低でも食べてる間「美味しい?大丈夫?」と聞くことくらいはしてきます。
君らただどうでもいい話大声でしてただけだよね??
そんな奴らが厚意と習慣にに乗っかるんじゃねえよと。
サービスされてないからファストフードだと思った、くらい言おうかとも思ったのですが、バカらしくてやめました。
いつかどこかで何かしらに書くと思います。
ヒントは57st駅近く。
おまけ② カロリー表示のはなし
ニューヨーク、いろんな飲食店でメニューにカロリー表記をしています。それこそファストフード、ハンバーガーやらホットドッグやらでも。
健康に気を使う証拠ですよ、とでも言うのでしょうが、これがハンバーガー屋とかだと、軒並みバカみたいに高いカロリーなわけですよ。
700とか900とか。
見てるだけで食欲なくして食べなかったことも2、3回あります。
いや、健康に気を使うなら、アホみたいにチーズとか乗せて高くしたカロリーを表記する前にカロリーを下げる努力をすればいいじゃんと。
で、結局そのハイカロリー飯食べてジョギングして「意識高い系」って、根本的に頭が悪いとしか思えません。
水飲んでろ。
おまけ③ マダムタッソーでの出来事
ダライ・ラマの蝋人形と並んで写真撮っていた白人(英語からしてアメリカンだと思う)の男が、クソ外人がよくやる目を手で細める差別ジェスチャーをやっていやがって、本当にブッ○してやりたくなりました。
以上。
バカしか集まらないこんな街も明日で終わりです。
もう自分の意思では二度と来ないことは決定です。
異論は認めます。
<今日の支出>
・食費 54ドル
・宿泊 63ドル
・交通費 7ドル
合計 124ドル
<今日の1曲>
アホンダラ行進曲 / GOING STEADY
都会になればなるほどゴイステは沁みます。