無職中年、冒険の書 2nd

amebaownから移動してきました。

DAY98 神々の領域ファイナル ローマ→マドリード→機内泊

98日。
長いようであっというまだったヨーロッパ滞在(一部中近東)。
本当はもっと行きたい国があったけれど、シェンゲン協定国内の滞在制限は90日。


11月になればまた訪問解禁になるなあと今から考えてしまっている僕がいます。


いや、社会復帰を優先しないといけないのですが。


ローマ、フィウミチーノ空港からまずはマドリード、バラハス空港へ。
9時間の待機ののち、深夜便で次なる大陸へひとっ飛びの予定です。

 

マドリードに着いたものの、ベンチや床で寝るなど空港でずっと過ごすのも中年の身体にはちと厳しい。
とはいえ外をうろつけばそこは灼熱。

 

しばし悩んだ結果、本当にこれが最後のヨーロッパ立ち寄り地、プラド美術館

 

相変わらず写真禁止ですが、相変わらずヴェラスケス、ルーベンスは美しくて、ゴヤはおっかなくて、ボッスはクレイジーで。

 

そして最後に、この3ヶ月のマイベストマリア様であり、須田亜香里を押しのけ携帯の待ち受けとなっているムリーリョの無原罪のマリア、その原画にごあいさつ。

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また来るねって言ってきたからまた来ます。

 

先日も書いたように、人生変わったなんて思わないし言いたくもありません。

たくさんの知見、人生の引き出しは増えました。
一番の収穫は、堂々と個で社会と渡り合う意思を明確にしながら生活することができるようになったことでしょうか。
あとは、生きてさえいれば物事なんとでもなるということ。

 

まだ旅は2ヶ月続きます。


この先も、この3ヶ月で得た意思とスタンスが自分を助けてくれると思います。

訪問した諸国、各都市とそこで行き合った人たち、ありがとうございました。

 

次なる国では何が待っているのでしょうか。

 

<今日のワンポイント経験値>
バラハス空港のラウンジについて。


僕はANA/AMEXのゴールドを持っていますがこのカードではラウンジに「無料で」入ることはできません。
ネットのどこを見ても「無料で」入るためのことばかり書いてあります。

 

それだけ見ていると、選ばれし民でなければ入ることさえできないように思ってしまいますが、お金を出せば入れるのでトランジットの選択肢に入れてもいいと思います。


なお、金さえ払えば、ができるのはカードラウンジです。航空会社ラウンジはできないはず。
わからなかったらダメ元で聞いてみるといいですよ。

 

今回有料で入ったのは、バラハス空港のネプチューンラウンジ。
30€でした。
ただし滞在制限が4時間だったので入ったのはプラド美術館から帰ってきたあとです。


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さて、30€でできること。
・食べ放題、飲み放題(アルコールもあり)
・充電
・座り心地のいいソファ
・シャワー

 

30€というと高く感じるけれど、他の選択肢で考えましょう。
・空港内で飲食→軽食でも最低15€
・空港ホテルで仮眠とシャワー→80€
・空港から市外に出る電車→10€
・市外で食事→平均20€

からの、僕はこのあと13時間フライトだったということを考慮してみると高いでしょうか?

 

床で寝るほどには若くない我々中年は、体力と快適さのためにお金を使うのは、長旅における大事なポイントだと思いますが、いかがでしょうか。

久し振りに中年目線の情報でした。

 

<今日の支出>
・食費 45€
・電車 31€
・博物館 15€
・ラウンジ 30€
・土産 13€
合計 134€

 

<今日の1曲>
Final Countdown / Europe