無職中年、冒険の書 2nd

amebaownから移動してきました。

DAY162 アジアスパイシー紀行16 高雄② 疲れる観光地シリーズ

ホステルの場所は、すぐ近くにそごうと三越が立ち並ぶショッピング街。


2つの夜市も近くていいのですが、昼間、ショッピングに興味がなければ他に何もありません。

 

 

観光スポットをいくつか調べたらこれまた悲しいぐらいに密度低く点在しています。


なので今日は比較的近くにあって、日本人のあまり行かなさそうな変な所へ行くことにします。

 

それは「蓮池譚&佛光山」。

 

<蓮池譚>
駅からクソ暑い中30分歩いて向かいました。


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なんで俺こんな辛い思いしてこんなもん・・・とも一瞬思いますが、朦朧となった頭にはちょうど良く天国に映ります。


ですが、いくつも立て続けに極彩色を見るとさすがにお腹いっぱい。

 

途中、風変わりなガチャガチャがあったのでやってみます。

 

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鶏が生んだ金の卵を開けると

この5つからいずれかの開運グッズが出てくるらしいのですが

 

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どれでもない何かが。


ちゃんとしろよと小一時間問い詰めたい
で、これはいったい何だったんだ。

 


そんなこんなでダメージは大きく、HPはもうだいぶ減っています。

なので最寄りの駅に連結していた台湾新幹線の駅を眺めながらアイスをいただきます。

 

やれ復活した、と思いきや、目の前をこの次の目的地の佛光山への特急バスが通り過ぎていきます。

しまった!1時間に1本しかないのに・・・。


せっかく戻ったHPがまた削られます。

 

調べたら時間はかかるけれども各停で向かうバスが出ているようなので、それを待ち乗り込みます。

 

バスはバイパスに乗り、結構な距離を走ります。
どこまで行くんだろう、と思ていると山の中のアウトレットモールの前で止まり、「ここまでだ」と。

 

「いや、佛光山行きたいんだけど」
「このバスはここまでだが?」

 

どうやら同じ路線番号の、特別版じゃないと目的地には行かないようです。

 

めんどくせええええ、もう帰ろうかな、と心は折れかけています。

でもこれで帰ったらここまでの労力がただの無駄なので30分後の特別版を待ちます。


こんなんだったら最初っから1時間後のバスを待ってればよかった。新幹線眺めながら。

 


まあいろいろありましてようやくたどり着きました。

 

佛光山。& 佛光山紀念館。

仏教のテーマパークという感じでしょうか。
ガイドブックにはあまり載っていないらしいのですが、でしょうね、です。

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夢に出てきそうな仏のオンパレード

 

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巨大な仏に向かうコンコース

 

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間近で見ると大迫力

 

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紀念館ではブッダの一生の展示もあるよ

 

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なんだかんだで時間を食ったせいで、夜のライトアップも見れたからokでしょう。


と、タイよりはこっちのほうがあっさりめで見やすい仏様たち。
真っ暗な道を帰りのバスに揺られながら、「で、何をしたかったんだ僕は」と自問自答せざるを得ない一日でした。

 

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晩御飯は昨夜とは違う夜市へ。
台湾はやっぱり日が暮れてからのほうが楽しいわね、と思いながら台南地区はおしまい。


明日からは・・・とある島です。

 

【今日のワンポイント経験値】
それでも佛光山に行きたいという変わり者のあなた。
行き方です。

 

出発地点:地下鉄(台鉄)新左営駅
バス停 2(直行特急バス) 3(路線バス)
バス番号 直行便:E02哈佛快線 
路線:8501延←この「延」がついていないと途中で降ろされます


どちらのバスに乗っても終点まで乗っていて大丈夫です。
佛光山(寺院)と、佛陀紀念館の2つのバス停がありますのでこれは行きたいほうで降りてください。


双方広いですが、歩いて10分くらいで移動できます。

 

【今日の支出】
・食費 400NTD
・宿泊 900NTD
・交通費チャージ 300NTD
・観光(寄付)10NTD
合計 1610NTD 

 

【今日の1曲】
蝶々結び / Aimer

 

 

DAY161 アジアスパイシー紀行15 高雄①

Iくんは朝早い&狭うるさいということで昨夜のうちに別の宿に行き、YくんとKくんとは香港の空港でお別れ。

 

 

一度仲間と一緒に旅をすると一人はちょっぴり寂しくもなるけれど、でもフラットな状態に戻った気分。


僕の軸足はもう一人旅になっているらしい。
それでいい、人生だって一人旅。

 

 

というわけでまた一人になって向かったのは、台湾南部の都市、高雄。

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これまで台北には3回ばかり行ったけれど、台北だけだったから今回は台南から縦断していこうという計画。
・・・だったのだけれど。

 

① 本当は原付で縦断したかった
→15㎏のバックパック背負って原付なんぞ乗ったら3分以内に事故る自信があるので今回は却下。いずれ軽い荷物で挑戦。

 

② 台南、台中で見るべきものがあるか
→いやもちろんなくはないのですが、「リノベーションされたおしゃれなカフェ」とかばっかり出てくるんですよインターネッツ


皆さん知っていますか?おしゃれなカフェには女子には見えない門番が立っていて、薄汚いおっさんを店の中に入れてくれないんですよ。
おしゃれカフェの雰囲気はその門番に守られているんですよ?


というわけで、行くべき場所が非常に少ない。

 

③ それでもまず高雄が、日本人が全然来ないような場所だったら滞在の価値はあるが。
→降りたとたん日本語がアホほど目につきます。


また、イミグレの行列からも日本語がばんばか飛び込んできます。
ちなみに地下鉄に乗れば、日本語のアナウンスもあります。
仙台市地下鉄南北線なみにスムーズな日本語です。

 


よし、違うところに行こう。

 

 

行先変更は昨夜から漠然と考えていたのですが、決定です。

 

とはいえ今日はもう夕方、明日せめて1日観光くらいはしたいので、明後日に新候補地へ移動、台中すっ飛ばしてそこから直接台北入りするルートに決定。


それがどこかは2日後の日記にて。

 

早速同じ敷地内にある台湾の国内線の空港に行き、チケットを買います。
国際線側は日本語満載でしたが、国内線側は全くもって日本語、さらには英語もほとんど通じません。いい感じです。

 


などとやっていたら日も落ちてきたので、宿に着くなり夜市に出かけます。

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台北の夜市よりも観光化されておらず、地元の人たちが晩御飯を食べる場です。
こういう光景は大好きです。


失恋した日も、友達が去った日も、1人で飯を食べてきました。
彼女ができた日や、家族ができた日は、2人で飯を食べてきました。


喜びも悲しみも全て抱えて、人は飯を食べずにはいられません。
その姿を見ると、人間って素晴らしいなと思うのです。
多分これが、僕が仕事を辞めて飲食を志した根っこの部分。


旅というのは時として、自分の根本に気づかせてくれます。
これが楽しくて、そしてもう、こんな自由な時間も終わろうとしているな、などと、
少しだけセンチメンタルな夜なのでした。


【今日のワンポイント経験値】
今日はありません。

 

【今日の支出】
<香港>
・食費 158HKD
・本 82HKD
・電車 +33HKD戻り
合計 207HKD

<台湾 1NTD=3.5円>
・食費 250NTD
・宿泊 900+495(台中キャンセル分)=1395NTD
・電車 25NTD
合計 1670NTD

 

【今日の1曲】

新宝島 / サカナクション

DAY160 アジアスパイシー紀行14 香港④ 夢の夢の国

おはようございます。
しゃらくさくて金のあるカップルにしか懐を開かない国、香港です。

 

もう観光する場所なんか1つしか残ってないよ!

というわけで

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香港ディズニーランドです。

 

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やっぱりディズニーってやつは

おっさんだけで来ても楽しいですね

 

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メイちゃんがかわいい

 

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プーさんのハニーハントにも乗れたし

 

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日本にはないやつ。
ていうかアイアンマンってディズニーじゃなくないですか?

 

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トイストーリーが充実

 

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ビッグサンダーマウンテンならぬビッググリズリーマウンテン。
ここのキャラクターの熊がかわいい。
のに、このキャラクターグッズ置いてないし。

 

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僕以外は絶賛のライオンキングショー。
僕はひたすら寝てしまいました。

心配ないさーのところ聞きたかったのに

 

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香港限定メイちゃんを買って帰るわたくし

 

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なんだかんだ、朝いちから夜まで堪能しましたとさ。


【今日のワンポイント経験値】
東京ディズニーランド香港ディズニーランドの違い>

 

・ランド/シーには分かれていない
 →アトラクションはランドで、キャラクターはシーだと思えばいいかと

 

・狭い
 →直径400Mくらいしかないから、1周しても15分くらい

 

・人が少ない
 →というか、アトラクションの並びが少ないです。
 行ったのは日曜日。それでも、人気のアトラクションで40分、他は平均15~20分。
 なお、ジェットコースター系より家族でまったり系のほうがむしろ人気。

 

・ミッキー&フレンズを見かけない
 →メインはダッフィーフレンズです。
 着ぐるみ、おっと間違えたキャラクターも、ダッフィーフレンズばかり見かけます。
 ミッキーは見かけませんでした。
(世界に1人しかいないから、きっと東京あたりにいたのかもね!)

 

・香港限定衣装を着ているダッフィーフレンズのぬいぐるみがある
 →絶妙にダサい、だがそれがいい

 

・香港限定ダッフィーフレンズの、クッキーちゃんがいる

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いやこれじゃなく

 

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この左の子


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これだと右の子

ダッフィーとタメ張る露出。

 

・飯に夢がない
 →洋食系なのは1か所だけ、あとは普通に広東(麺とか飯とか)。
 そして何もディズニーらしさのない、屋台と同じ盛り付け

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結論:
・2日券も出ているけれど、1日で十分
・ショーやパレードよりアトラクション重視の方向け
・ミッキーファンは行ってはいけない。ダッフィーファンには天国
・プーさんはなんでどこのディズニーに行っても見かけないのだろうか

 

【今日の支出】
・食費 708HKD
・宿泊 518HKD
・ディズニー 619HKD
・土産 809HKD
合計 2654HKD

 

【今日の1曲】
ミッキーマウスマーチ、と思いきや流れておらず。
ジングルベルだけが響き渡っていました。
なんだろう香港ってミッキー出禁なのかな。

DAY159 アジアスパイシー紀行13 香港③ しゃらくさい

おっさんになるといろいろポンコツになるものですが、これまでも3回一緒に海外旅行したYくんの寝言が以前よりもさらにひどくなっており、彼の心の健康と成婚の心配を思わずしながらたたき起こされた朝です。

 

 

朝食は現地のもの。
アジア飯は全般的に口に合いますが、日本を出て2週間、そろそろパンが食べたくなってきています。


今日は夕方にもう1人元の会社の後輩が合流するということなのでそれまではひたすら散歩です。


香港まで来てショッピングなどと言わないあたりが中年男性です。
Kくんだけが奥さんの指示でショッピングという名目のパシリにされているくらいでしょうか。

 


まずは2人の両替をしに重慶マンションへ。
九龍城が取り壊されてしまった今、香港らしい怪しさを残しているのはここくらいでしょう。


昨日お話した映画「恋する惑星」は2つのストーリーが展開するのですが、昨日のエスカレーターとは別のストーリーで、警官の金城武と密売人のブリジット・リンが出会って一夜の恋に落ちるのがこのマンションですね。

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だからここも見たかったところではあるのですが、入ってみると目に入るのはインド人、そして両替屋とカレー屋。

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階を上がると一気に怪しい空気。
そうそう、期待したのはこんな感じ。


香港というと、古い映画の中のイメージしかないんだけど、もっと猥雑で怪しい街を想像してワクワクしてたんですけどね・・・。

 

なんか今実際に見た香港は、口は悪いけど、売れないモデルと成金社長が「私たちアジアが好きなちょっとした旅のツウなのよ」気取りで安易に飛んでくるだけの場所にしか見えません。

最近、あまり有名ではないモデルのインスタを見るのが趣味なせいでしょうか、どうしても穿った見方しかできません。


しかしそういうモデルたちはなぜか頻繁に旅行していて、その渡航先で多いのがハワイ、そして香港。そして国内で高い寿司。

 

うん、しゃらくせえ。

 

しゃらくせえ評価はいつ振りでしょうか。
パリ、ニューヨークをはるかに飛び越えたかな。

パリやニューヨークは、しゃらくせえけど夢はありました。

 

香港には…掴み取るべきものは感じないなあ。

 


さてそういう捻くれたモテないおっさんの評価は置いておきまして。
(逆に言えば普通の人や若い女性などには楽しい街だということでしょう)

 


よし、男らしくブルース・リー銅像を見よう!
→工事区域の中に入っているから近くで見れないよ!

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ダメな国です。
悔しいからブルース・リーのポーズで写真を撮ったら誇張した米津玄師の真似をするザコシショウみたいだったので載せません。

 


じゃあ何する・・・?
面倒くさがりの中年たちはだらだらと悩みます。

 

昨日の山行ってみようぜ、トラムに乗りたい。
それわかるー。
JKみたいなリアクションでYくん案に乗り、おっさんずはだらだら移動します。

 


昨夜のような混乱はありません。
けれど1時間弱くらいの待ちでしょうか。


効率主義のKくんは言います、「バスで行きませんか?」
しかしロマンを追う男Yくんは「だからー、俺はトラムに乗りたいの!」
そして僕「それわかるー」
このやり取りの誰が正解かはわかりませんが、3人ともそれぞれ別のベクトルでポンコツなことは相違ありません。

 

そんなこんなして乗ったトラム。

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出だしは緩やかです。

が、中盤あたりからいきなり急角度になります。
木の背もたれに背中が押し付けられてデブには地獄です。

 

痛い痛い背肉が痛い!
と言っている間に到着。

 

 

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山頂からの景色。

確かにきれいですね。
夜景が見たくなる気持ちはわかります。

 

わあ、きれい。

・・・で、どうする?

 


おっさんだけなので、景色が綺麗だからと言って必要以上には盛り上がりません。


こう考えると、女子とおデートなどするときにどれだけ無理やり自分を鼓舞しているかがわかるというものです。

 


軽くだらっとして帰りもトラムで下っていきます。
なお下りは、背中側から落ちていくような座席になっていますので途中若干えづきます。
ご注意を。

 


トラム駅からセントラル駅までは、ようやく15番のバスに乗車です。
「最初からバスにしとけば安かったし早かったんじゃないですか?」Kくん。
「だから―、俺はトラムに乗りたかったの!」Yくん。
「それわかるー」僕。
ポンコツですから。

 


セントラルでIくんと合流。

おっさんと呼ぶにはやや早い年齢ですが、まあ若者とは呼べません。
なので結局、おっさんが4人になったそれだけです。

 

1人増えたところで何かテンションが上がるでもなく、部屋に戻ってダラダラし、夜が更けたら周辺見て回りの飲茶食べの女人街でパチモン、いや、店のおばちゃんいわくホンモノー、のSUPREMEの値切りしたりしつつの定番の観光スタイル。

 

からの、若手2名を先に帰らせ、古い付き合いのYくんと2人でそこからさらに昨夜の店に行き、カニを。

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どうしても食べたかったのです、カニを。理由なんてないけれど。

で、それからさらに夜の闇に消えるのかと思いきや2人とももうそんな体力もなく、ただ帰るという体たらく。
老いを感じます。

 


部屋に返れば昨日よりもさらに+1の人口密度です。
でもなんだか修学旅行みたいです。
Iくんは朝早かったらしく寝たがっていますが知ったこっちゃありません。


残りの3人でなしくずしに「iTunesよりお届け!想い出の曲&エピソード大会」開催です。

こういうのってその人の人生がわかって楽しいですよね。

 

で、こういうのには失恋エピソードがよく似合うのが常ですが、おっさんたちはそういう想い出が遠い日の花火になってしまっているようで、脳味噌のはるかあっち側に格納されてしまって出てこないようです。

 

最終的になぜか「結婚式の入場曲」が飛び出す始末となったのでお開きになりました。

 


なお、Yくん37歳はまだ結婚式の入場をしたことが一度もありませんので、次の大会ではこの流れに乗っかってくれるといいなあ、と願ってやみません。

 

そういえば
高校の友達
大学の友達
楽器屋時代の友達
そしてYくん


各年代、一番仲のいい友人は全て結婚していないのは偶然なのでしょうか。
僕が結婚貧乏神なのでしょうか。

 

僕のせいではないことをYくんが証明してくれますように。

 

【今日のワンポイント経験値】
ないですね・・
昨日の店(興記)、土鍋ご飯だけじゃなくてカニも美味しいよ!くらいで。

 

【今日の支出】
・食費 490HKD
・宿泊 518HKD
・土産 543HKD
・トラム 52HKD
合計 1603HKD

 

【今日の1曲】
光 / 宇多田ヒカル
僕の結婚式の入場曲だそうです。うわこんなとこでそんな話すんのだっせえですね。

 

DAY158 アジアスパイシー紀行12 香港② 仲間がくわわった

さて今日から旧友が合流するのでエアbnbのマンションに宿を移さなければいけません。


しかしそちらのチェックインは14時。
そしてホステルの常で早朝起床。

 

暇です。


仕方ないので屋台で朝食を取ります。
でも暇です。
そりゃそうです、屋台の朝飯なんて10分もかかりません。

 

 

なんでこんなにすることないかなあ、とよくよく考えてみますと、市内に手軽に行ける史跡や寺院のようなものがないのです。

 

同部屋の台湾人の男の子が出かけようとしているので、どこ行くの?と聞いてみたら、郊外にある山にハイキングに行くそうです。
調べてみたら片道1時間半。
うーん。今日はそんな気分じゃない。


11時まで時間をつぶしてからホステルを出ます。
あと3時間。
そして容赦なく暑い。

こういう時は歩きましょう。


ということで、太子地区から今日の宿泊先の尖沙咀地区まで歩きます。
と言っても地下鉄3駅程度なので散歩です。

 

昨夜見かけた喫茶店に向かいます。
エスプレッソマシーンで中国茶を抽出しています。
不味かろうはずがありません。

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ただ、甘さは控えめのほうが日本人にはいいかな。

 


暇なので九龍公園に立ち寄ります。

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これは・・
下手くそなオマージュなのか?
インスピレーションを受けた結果の芸術なのか?

香港人の気質がわからないため一概に判断できません。

 


そして海沿い

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友人が合流したら向こう側に渡ってみましょう。


なんだかんだしていたら14時です。

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こんな部屋でした。


場所は、東京でいえば渋谷のど真ん中。

こんな素敵なところで、おっさん3人の2泊3日の共同生活です。
文字面だけ見ても地獄絵図です。

 

おっさんずテラスハウス

 

女子受けするものを2つ組み合わせたとたんにまったく受ける気配のないものになるのは何故でしょうか。
赤と緑を混ぜると薄汚い茶色になるのと同じ原理でしょうか。

 

というわけでとりあえず一人でビール。

 

 

2時間後、友人2人が合流。
駆けつけ即、3人でビール。

 

友達というのは、何か月や何年ぶりでも高速道路のインターで上手な合流をするようにスムーズに速度感が合う人のことを言うのでしょう。

なおこの2人は前の会社の同期Y本くんと後輩K松くんと言います。


以後YくんKくんで。

 


さて昼下がりのおっさん居酒屋は放っておけば止まらないので、陽が暮れる前にお出かけ。

 

向こう岸の香港島、セントラルへ。

僕が香港で唯一行きたかった場所。

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このエスカレーター。


香港島は急こう配だから、住民が楽に上まで行けるように作られた、世界一長い(今もかな?)エスカレーター。

 

1996年公開の香港映画「恋する惑星」で、ファストフード店員のフェイ・ウォンが、常連客で好きになった警察官のトニー・レオンの、エスカレーターから見える部屋をのぞき込むんです。

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で、トニーがいないことを確認して勝手に部屋に入って掃除とかしちゃうっていうね。

 

こうやって書くととんでもないストーカーの話のように聞こえますが、フェイ・ウォンがかわいいからいいのです。


さあ僕の気持ちもフェイ・ウォン
おっさんだけど。

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登る。

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登る。

けれど。

 

この映画が公開されてもう25年。
街並みも大幅に変わったらしく、エスカレーターわきには洒落たお店は並んでいますが、トニーが住んでいたようなマンションはもうありません。


なので単にショップを眺めるおのぼりさん。

仕方ない、これも時の流れです。


なおこのエスカレーター、上りだけです。
下りは階段。

なのでルートを変え、ビクトリアピーク(100万ドルの夜景が見える山頂)行きのトラムまで下っていきます。

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ここまで来たので夜景も見ていきたいものです。


ところが。

 

トラム駅は鬼のような行列。
さすが世界的にベタな夜景。

 

握手会で研鑽を積んだ行列研究家の僕の見立てでは、おそらく2時間は下らないかと。


さーてどうしようか、なんて言いながら歩いていたら、悪名高きタクシーの運転手がキャッチしてきました。

 

「山頂まで!350HKDでどうだ!」

「あぁ?」

ありえない値段です。


往復か?と問うも、まさかの片道です。
「高っ!」と言って立ち去ろうとするも、「いや、トラムだって300ちょっとするぞ!」

 

そんなわけありません。
トラムの往復券に展望台やらなにやらいろいろ特典がついてやっとその値段です。


往復だけなら52HKD。

 

でもこの行列嫌だろ、俺たちに頼るしかないぜ?的な顔して「で、どうする?」なんて言うので、「うん、高い。だから、行・か・な・い。帰る!」と吐き捨てて終了。

 

そう、別におっさんずで夜景をどうしても見たいなんてことあるわけもなく。
誰しもが夜景を見たがると思うなよ香港。


ちなみに、タクシー乗り場はちゃんとあります。
そこには「山頂まで60HKD」と、ちゃんとレギュレーション価格が明記されています。

 

こいつらクソタクシーは、その乗り場から離れたところに止めて客引きをしています。
絶対に使っちゃダメ。


使う人がいるから調子に乗るんですこのクソタクシー。

 

でも行列なんて嫌・・・というあなたに。

――――――――――

【今日のワンポイント経験値】
<100万ドルの夜景を見にビクトリアピーク山頂まで、ぼられずに行く方法>

 

① トラム
→夜間は行列必至。数時間並ぶのは時間の無駄です。
なので陽が沈む前に登ってしまって、上で日没を待つ手があります。
上にはいろんなショップもレストランもありますので、仲の良いカップルなら良い時間になるでしょう。

 

② 現地ツアー
→お金さえあれば最強。ですが、滞在時間の制約は避けられません。

 

③ ホップオン・ホップオフバス
→観光地によくある乗り降り自由観光バスです。
1日券(ないし2日券)を購入、その間自由に使えます。
いくつかのルートが決まっていてその中のバス停ならば乗り降りは自由。
値段は高いですが、他の観光スポットもくまなく回る人にはいい選択肢です。
もちろん山頂もルートに入っています。

 

④ タクシー
→トラム駅でつかまえたらだめです。
もっと下で乗って、ちゃんとメーターを回させればぼられません。

 

⑤ ローカルバス
→これが一番安い方法です。
セントラルの駅から出ている、15番のバスが山頂行き。
看板に「山頂 PEAK」と書いてあれば正解です。
料金は5.1HKDだったかな。


前乗り、料金先払い方式です。

おつりが出ないので小銭、もしくはオクトパス(地下鉄駅のカスタマーサービスコーナーで買える、香港版SUICA)で乗りましょう。
海外のバスというと最初は緊張しますが、日本と特に変わりません。

 

何時間も並ばなくても、高いお金を払わなくても何とでもなります。

―――――

 

さて九龍側に戻れば夕食の時間です。
1人だと食べることがなかなかできないので、火鍋が食べたいのです。

 

が。
今日は金曜日。
繁華街もバカみたいに混んでいます。
火鍋屋もいくつか回りましたが、予約なしでは入店すらできません。


さてどうしたもんかいなと腹を空かせてうろうろしていると、YくんのSiriが何やら打開策を見つけたようです。
火鍋じゃないけれど、別にこだわらないので行ってみましょう。

 

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興記菜館。
どうやら近隣で複数店舗を運営しているやり手ローカル食堂です。
土鍋炊き込みご飯が名物とのことですが、土鍋が積み上がってるさまを見てしまったらもうここしかないでしょう。


これはSiriのグッジョブ。


入ってメニュー見てから思い出したのですが、ここはそういえば以前TVで紹介されていました。


カエルの足の炊き込みご飯ー、きゃー、なんてそういえばやっていましたね。

ですがカエルの足ではなくおすすめからいくつか注文。

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唯一の難点は、おかずが出ているのにビールが来ない。
3回ほど催促してようやく登場。
アサリの炒め物が・・冷めてしまったよ・・・。

 

とはいえ大満足してぶらぶら帰宅。

 

昔ならここからもう一騒ぎというところですが、今や全員40前後。


旅の疲れでいとも簡単に就寝。
こうやって老いていくんだなあと感じた香港の夜なのでした。

 

【今日の支出】
・食費 386HKD
・宿泊 518HKD
・洗濯 43HKD
・切手 15HKD
・船 2HKD
・電車チャージ 150HKD
合計 1114HKD

 

【今日の1曲】
よふかしのうた / Creepy Nuts

DAY157 アジアスパイシー紀行11 香港① 映えないやーつ

何もいいことがーなかったー、この街でー

(遠くで汽笛を聞きながら/ アリス)

 

などというほど嫌な街ではありません、バンコク。昨夜は一時的なもので。


むしろ楽しいことがいっぱい。
何よりご飯も安くておいしい、日本を捨てて沈むならぜひここでありたい。
そんな国です。

 

ただ、朝ご飯をその辺の適当な屋台で、何を売ってるのか見ずに指1本だけ立てて「1つ!」と言って買うのですが、熱々の豆乳をこうやって渡されるのは日本人には辛いよおばちゃん。

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さて若干後ろ髪をひかれつつ、向かう先は香港。


寝ていたらすぐに到着。
気が付けば「街すれすれに下降する」を見逃しました。

 

そして今、香港に入ってからのことを思い出そうとしているのですが、なぜかこれが全然思い出せません。
1か月疎遠になっていた友達と久しぶりに連絡を取ったことが嬉しかったのか、はたまた明日から旧友と合流するのですがそちらの想い出に押されたか。

 

ふわっと思い出しながら書きますとね。

・宿泊は「ワントンミン」というホステル。
なんというか、サブカルです。アートです。
水原希子のインスタで一躍おしゃれスポットとして有名になったそうなのですが、このおっさんが写真を撮ると

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なんということでしょう。
ただのガラクタの積みあがった廃墟にしか見えません。

やっぱり写真は「誰が撮って、誰が写るか」ですね。
しゃらくせえ。


・しかし宿の周りは下町で、ローカル向けの食堂も立ち並んでおりました。

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水餃子。
でも量が多いのでこれ1杯で晩御飯終了・・・。
違う違う、僕の願いはそうじゃない。


・ぶらぶらと散策、初の女人街。
以前TVで見たときは、アジアの裏路地的な怪しさあふれる通りだったのでドキドキして行きましたが、なんというか夜市的な露店なんですね。

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全然怪しくはなく健全でした。


とまあそんな感じです。
だらだらとビールをいただきながら、「あんま面白くねーなー」なんてつぶやいて就寝です。

 

さて明日、友達が来たら何しましょうかね。
久しぶりの脱・一人旅です。

 

【今日のワンポイント経験値】
ディズニーショップのことでも書きます。

皆さんご存知のとおり、香港にはディズニーランドがあります。
メインキャラクターはダッフィーフレンズです(ミッキーより露出大)。
で、香港オリジナルの衣装を着たダッフィーフレンズがいるのです。

 

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欲しい!という人はどうせディズニーランドに行くでしょうからいいでしょう。


ですが、彼女や娘さんが欲しがっているけど自分はディズニーランドなんか行かないし、という夢を忘れた大人のあなたに朗報です。

 

空港にディズニーショップがあります。

T1:出国手続き後、イミグレ通ってすぐ
T2:出国手続き前、誰でも入れるロビー

 

写真はT2で撮りました。
小さい店ながらマストアイテムは押さえてあります。

 

飛行機降りる→T2で写真撮ってお伺いを立てる→帰りにT1で買う、という感じでスマートな大人を演出してください。


ちなみに日本からの便はほとんどT1の発着です。

 

【今日の支出】
(バーツ)
・食費 230THB
・電車 73THB
・土産 150THB
合計 453THB

香港ドル=14.5円)
・食費 65HKD
・宿泊 230HKD
・電車 92HKD
・携帯 68HKD
合計 455HKD

(米ドル)
・飛行機 119$

 

【今日の1曲】
砂の惑星 / ハチ

 

DAY156 アジアスパイシー紀行⑩ バンコク④ オタ活、世界へ

昨日の想い出をほんのり残したままの部屋で目が覚めました。
結局はどこまで行っても独り。
旅はこれでいいのです。

書いててちょっとセンチメンタル。

 


さて、気分を変えて。

 

「いずりな」って言って知っている人が何人いるでしょうか。

本名、伊豆田莉奈
AKBからBNKに移籍したはいいんだけれど、結局どっちでも人気が跳ねない残念なメンバーなんです。

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悪意はないですよ、これが公式写真だもん。


昨夜MRTの駅で、そんな彼女の生誕Tシャツを着ている、タイの俺たちという感じのオタクとすれ違いました。


こちとら実は移籍したことをすっかり忘れていたので、「え、あの不人気の子に海外からのファンがつくなんて・・・すげえ・・・」などと思っていたのですが、そのあとふと移籍の件を思い出した次第で。

 

「あ、BNKってバンコクじゃん!!」

 

というわけで今日はオタ活世界デビューしようと。

 

劇場は陸路だと中途半端に行きづらいショッピングセンターにあります。
どうするのがいいかというと、水路。

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交通案内で船のマーク初めて見ました。


チャオプラヤ川とは比べ物にならない狭い川に、バスのように船が通っています。

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桟橋。
ここに船が横付けされるので、よっこいしょと乗り込みます。

料金は、乗ってから船の両脇に立っている車掌さん?的な人に払います。

 

船は結構なスピードで走ります。
大きく揺れたりもしますが、それはジャングルクルーズみたいで全然かまいません。

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しかしどうにも不愉快なのが、ザリガニ臭い川の水しぶきが容赦なくふりかかってくることです。


一応船の側面にはビニールのカバーがあるのですが、乗客が自己責任で上げていないといけないので、そもそも乗客がいなかったり、いても責任感の薄い人だったりすると途端にその役割を果たさなくなります。

 

地元民は平気なのかな?と思って周りを見回すと、全員顔をしかめて後ろを向いています。


なんだよダメなんじゃん、じゃあちゃんとビニール持てや!

と、思わず心の中で突っ込みます。

 

そうこうしながら30分弱で、目的のショッピングセンターに到着です。

 

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劇場の入り口。
上の大きなビジョンでライブDVDがかかるなど、なかなかかっこいいです。


家族連れやカップルが記念写真を撮っています。
こういう、生活に浸透する娯楽になれるというのがアイドルのいいところですね。


日本もそうなってくれればいいのに。


どうして我々はいつまでも日陰の身なのか。

 

 

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併設のカフェ&ショップ。
こちらは日本のものに比べると相当しょぼい。
けれど、やっぱり来たからには記念にドリンクを。

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日本もそうなのですが、ドリンクを頼むと1杯につき1枚メンバーの写真のコースターが
おまけで付いてきます。


僕が今日決めていたのは、「コースターに出た子を2推しにする」ということ。
2推しだったSKEの子が先月卒業しちゃったから・・・。


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出たのはこの子。
ミュージックちゃん。


どっかで聞いたことあるなー、と思ったら、今年の総選挙で72位に食い込んだビジュアル担当の超人気メンバーではありませんか。


しかもSKEのあるメンバーと仲いいし。

 

「よし!ミュージックたん、君を推すぞ!」
と、気持ち悪さのワールドクラスです。

 

 

それにしてもBNKカフェ(AKBグループカフェ)には、世界共通で似たような奴が集っています。

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主に、弱っちいくせにイキってる、劇場の外に一歩出たら底辺の輩です。
僕もオタクです。けど、こいつら厄介は嫌いです。


が、ここは名古屋ではないので僕の知ったことではありません。
ミュージックたんさえ可愛ければいいのです。

 


最後にしょっぱいショップでメンバーキーホルダーを購入。
メンバー選べるの?と聞いたら「GACHA」と。
ガチャとは、要はランダムのことです。
日本発祥のオタク用語がこんなところまで・・・。


というわけで3個購入。

これでミュージックたんが出たらおじさん間違いなく来年の選挙ぶっこんじゃうよ、と思いながら開封したところ

 

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ミュージックたん出ました。すげえ。
ひとまず来年あたり劇場公演でも見に来ようかと思います。


昼間の趣味を満たしてほくほくしながらザリガニ川水を浴びて帰還。

 


一休みしたら夜の趣味の時間です。

今日は昨夜知り合ったMさんと待ち合わせです。

 

タニヤ地区。

有名なパッポン地区は歩いてすぐのお隣だとのこと。

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それにしてもヘタな新大久保よりも日本語の看板が多いです。
食べ物屋さんも、吉野家だの山ちゃんだの、見慣れたものばかり。


どんだけ日本人が通っているのでしょう、見渡せば確かに歩いているのは日本人サラリーマンばかり。


で、そんなタニヤはゴーゴーバーは数件しかなく、カラオケパブ方式なのだと。

どういうことなのかと思ったら、店の外にずらりと女の子が座っています。


「まず1軒見てみましょうか」と言うMさん。

ふらりと1軒の店に入ると、そこのママさんが外にいる子も中で空いている子も全員集めて顔見世します。


ソファーに座る僕たち2人を前に、30人くらいの女の子がずらりと並び、一斉にアピールしてきます。

そうです、ここで最初に指名した女の子とこれから遊びましょう、ということです。


それにしてもこの眺め、慣れていないと緊張してしまって楽しめるものでもありません。

ゴーゴーバーは熱帯魚の水槽を外から眺めている感覚。
こっちは、自分たちが築地のセリにかけられている感覚。
と言えばわかっていただけるでしょうか。


自分たちが選ぶ側のはずですが、彼女たちの四方八方からの視線が僕たちの財布の中身を一生懸命カウントしているのがわかります。


怖いっす。

 

女の子たちはゴーゴーと同様に番号札を付けていますが、よく見れば札の色が違います。
「白は飲むだけー、青はショート、赤はロングOK-ねー」ということらしいです。


日本語話せますアピールも激しく行われます。

 

Mさんとは好みもわからないどころかそもそも氏素性すらお互い知らない身。


お互い気を使いすぎるのもアレかなーと思い、お互いありかなしかを率直に言うことにしました。
遊びの決断力がお互い早いというのは、友達になりやすいものです。

 

せーの、「なし」

はい次行きましょう!

 

ってな感じで、結局10軒くらい見て回ったでしょうか。


僕は昨日の子がベストオブベストでしたので、今日は飲むだけでもって感じです。

 

しかし。
僕のこの日の反省をするならば、昨夜決めたビジュアル化された好みがクリアされてしまったため、次のモデルが決まらないまま遊びに来てしまったということでしょうか。


夜遊び道的には、昨夜のラインはもうこれ以上はないと割り切って、全然別のタイプで2番目の理想像を作って臨むべきだったのです。

 

理想が固まっていないまま全部で200人近い女性を見たら、そりゃわけわかんなくなります。

 

途中で1回だけ、Mさんと意見の相違があったのですが、ある店で端っこのほうにいた女性(端っこなのであまり人気がないということだと思います)。

 

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芸人“相席スタート”のケイちゃん似のちょうどいいブスで眼鏡で太めの爆乳です。


「Mさん、俺ああいう子嫌いじゃない・・・」とつぶやくと、
「目を覚ませ!それは違うぞ!!」と怒られました。

 

あの時はもうわけわかんなくなっちゃったのかと思ったけれど、今思い返してみても嫌いじゃないんだよなあ。
やっぱり僕が本気を出すと誰にも理解されない嗜好らしい。

 

で結局お互いが「あり」と言った店で飲み。
特にどうこうなく、普通に飲み。
別に持ち帰りをせがまれるでもなく、ただのキャバクラだねえと言いながらのんびり飲む。

 

んでもう1軒。
そこで指名した女の子を見た瞬間Mさん
「昨日の子とおんなじ顔してんじゃん!」

 

そう、結局最初の好みに立ち返った僕。
でもあの日の僕に言いたい。
そのベクトル、1位の座が埋まってるから今後何があっても2位以下しかいないんだぜ?

 

まあ何があったかは言わないけれど、連れ出したはいいが店を出た瞬間愛想は悪いわご飯食べてても携帯ずっと見てるわ。

何より一番腹立ったのが、あるメニューを頼む→来る→「違う品だから変えてくれ」→問題ない。それを食べろ(店員)→じゃあ食べて、と僕に。
嬢も嬢だが店員も店員だろ、まとめてタイ人滅びろと思った瞬間。


あまりに腹に据えかねたのでその後物凄い殺伐とした時間を演出して追い返したところ、「気ー狂ってんじゃねえの?お前なんかA◯DSだよどうせ」という素敵な捨て台詞とともに嬢は去っていきましたとさ。

 


ああ、昨日に時間を巻き戻したい。
ていうか昨日の嬢がいかにいい子だったか、今になってわかる馬鹿な僕。

今日もナナプラザに行けばよかった。


でももう時間は夜中、彼女のいるゴーゴーももう閉まる。
そしてそもそもまだ店に残っている保証なんかない、一期一会なんだから。


まあ、もし最後の最後がいい想い出だったらきっと抜け出せなくなっていただろうから、ちょっと嫌いになったぐらいでちょうどいい。
それにしてももう一度だけ言うけど、食べ物を粗末にすることだけは絶対に許さんぞタイ人。


とまあ、そんな不完全燃焼な夜でタイ編終了。
また来ることは・・あると思います。


次は友達と来ようっと。

明日からは香港です。

 

【今日のワンポイント経験値】
特にないですが、本文でタニヤの遊び方を学んでください。

 

【今日の支出】
・食費 1904THB
・宿泊 1320THB
・土産 1130THB
・交通費 62THB
・飲み 6800THB
合計 11216THB

 

【今日の1曲】
Oogoe Diamond / BNK48